鳥のムネ肉が美味しく食べられたなら・・・
いつもスーパーでお安い鳥のムネ肉。心強い家計の味方食材です。ダイエットにも脂が少ないので最適。と、お年頃の主婦(笑)には、いいとこだらけなはずなのですが、パサパサして使いにくいと感じている人も多いことでしょう。
そこで、お肉を柔らかくする方法と、やわらかくなったお肉でのおいしいレシピ、ご紹介します!

重曹で鶏肉をぷるぷるにする方法、ご紹介します!
硬いお肉を柔らかくする方法はいくつもありますが、重曹を使った方法はとっても簡単です。味も変わらないし、安くできるといいことづくめ。それではご紹介します。
まず「重曹って食べられるの?」というところから。実は、重曹には3種類あります。
① 薬用 純度の高いもの
② 食用 スーパーの「食品コーナー」で購入
③ お掃除用 純度は低め

重曹水の作り方
まずは、つけこむ重曹水を作ります。重曹水、使う直前に必要な分だけ作るといいですよ。4人分と2人分の材料です。
〈材料〉4人分
・重曹 小さじ1~2弱
・食塩 小さじ1
・水 1カップ
〈材料〉2人分
・重曹 小さじ1/2~1弱
・食塩 小さじ2分の1
・水 1/2カップ
作り方は、とっても簡単。材料を全部、ビニール袋に入れて混ぜるだけで重曹水のできあがりです。この重曹水にお肉をつけていきます。
鶏ムネ肉をつけ込みます
できあがった重曹水に鶏ムネ肉を浸けておきましょう。混ぜるのに使ったビニール袋にそのまま入れるだけでいいですよ。柔らかくなる上、楽。
他の柔らかくする方法だと、別の調味料や食材が必要なので、ほしい時になかったり、たたく、とか時間のかかるものだったりするのでやらなかったりしてたのですが、重曹は他のことにも使えるので。「必ず家にあるもの」で「簡単」に「時間をかけず」にできる。なので、今のところ重曹水でのパサパサ対策が最強です。
少しだけモミモミと揉み込んだら、あとは冷蔵庫で保管します。漬け込む時間は、理想を言えば一晩、漬け込むのがベストです。でも、時間がなくてやってみたら40分ほどでも結構OKでした。買ってきた時のそのままのようなパサパサ感はなくなります。
お料理の前には、ビニール袋から出した鶏ムネ肉を水で軽く洗ってから調理してくださいね。
この一手間で、プリプリでジューシーなお肉に変身させることができます。
柔らかくなった鶏肉の保存&解凍の方法
また、重曹液に漬け込んだお肉は、ビニール袋のまま冷凍することができます。冷凍での保存をするのであれば、作る時からジップロックを使うのがおすすめです。
私は、1回作る時に倍の量を作ってしまいます。半分はその日の夕食に、残りの半分を冷凍保存しておきます。これが、すごく便利。お買い物に行けなかった日や、夕食のメニューに困った時に、解凍して前回とは違う料理にして使います。
解凍の方法は、教えてくれたママ友からは「使う前日に冷蔵庫にうつして解凍」と言われたのですが、そんなに私は計画的じゃないので。。。笑
ビニール袋のまま、水を張ったボールに入れて解凍します。野菜を切ったり、もう1品の準備をしているうちに勝手に溶けてくれます。
また、倍の量を作って半分保存する分は、先に食べやすい大きさにカットしておくこと。これをしておくと、お料理の手間だけでなく、解凍時間も短縮できるのでおすすめです。
ぷるぷる鶏肉のおすすめレシピ
お肉が柔らかくなったら、おすすめは『鶏ハム』です。
レンジだけでできる方法もクックパッドに載っているので、ぜひ試してみてください。うちは運動会の前の日に作り置きのできるおかずとして作っています。毎年の定番運動会おかずですね。
次におすすめなのが、これまたド定番『鶏の唐揚げ』です。北海道では、先にがっちり目に味付けをしておくんですよ。おいしいのでおすすめです。
豚肉も柔らかくなりますよー
今回はパサパサのムネ肉をぷるぷるに。ということで鶏肉を使いましたが、もちろん他のお肉も柔らかくなります。
カツを作る前の豚肉も重曹水で漬けてあげると、揚げたあとに一段ふっくらしておいしく食べられます。重曹とんかつもおすすめです。