半年前に副鼻腔炎になってしまいました。鼻かみすぎて鼻が真っ赤だし、頬が痛いし。
そこで知った、重曹うがいの方法3種類とうがい用の重曹水の作り方、体験談をご紹介します。
副鼻腔炎(ちくのう症)になってしまった
半年前の冬に、寒くて風邪を引いてしまって、喉の痛みからこじらせてしまいました。
喉が痛くて熱がでた後、右の鼻だけ鼻づまりがひどく、膿みたいな鼻水がでていて。そのうち、市販の風邪薬を飲み続けているのに、また38度の熱と、頭痛、右側のほっぺがどこかにぶつけたように痛くなり。決定的だったのが、鼻の奥になんだか変なにおいがする。これは風邪じゃなくて絶対どこか変。と調べてみたら症状が『副鼻腔炎(蓄膿症)』でした。
小学生の頃に、蓄膿症と診断されていたことがあったのですが、すっかりなおって、ここ数年、まったく頭にもありませんでした。が、1度なっているとなりやすいかもしれないですね。
鼻の横、目の下の鼻水がたまる空洞が炎症を起こして、化膿した状態を『副鼻腔炎(蓄膿症)』といいます。

この「黄色い水」の正体は、化膿を治そうと体内でたたかって白血球が死んだ血液らしいです。つまり、体内の治癒能力は健全に機能しているということですね。が、いつまでたってもよくなる気配はなし。。。
副鼻腔炎には重曹うがい
で、本当に痛くって『副鼻腔炎の治し方』をググったら、耳鼻科さんのサイトに『重曹うがい』が紹介されていて。あー、狙って探したわけではないのに重曹ですよ。
重曹の万能っぷり。
とりあえず、痛いし、長引きすぎてつらいし。いつもの重曹で楽になるなら。ということで、早速試してみることにしました。
重曹大好きですので、重曹がうがいにいいのは、もちろん知っていたのですが。
今回は 鼻。
鼻うがいって、鼻から水を入れて鼻や口から出すうがいです。
・・・えー。
うがい用 重曹水の作り方
鼻うがいには重曹水を作ります。カップ1杯分の重曹水をつくりました。
100mlで作っても十分なのじゃないかな、と思いましたが、うちにあるスケール(はかり)が1g単位までしかはかれなかったんですよ。ですので、この量で。0.5gまではかれるスケールをお持ちであれば、この半量で作られても十分かな、と思います。
【材料】200ml分
・ぬるま湯 200ml
・食用重曹 1g
・食塩 3g
重曹の量は結構少なめ。
①スケールにコップをのせた状態で0gに合わせて、重曹と食塩をコップに入れます。
※食用の重曹です。『Home made CAKE』って書いています。製菓コーナーで購入できます。
②そこにぬるま湯を注いで、かき混ぜます。できあがり。
スケールにおいたまま、つくりました。この方法が簡単かと思います。洗い物も少ないです。
鼻うがいのやり方

うがい用 重曹水の味は?
味は、食塩のしょっぱさ+重曹の苦さで、どっちにころんでもおいしくなさそう。と想像していたのですが、なめてみたらそうでもなかったです。それどころか「あれ?飲めるかも」くらいの味でした。海の味、というか。海、飲めないけど。やさしいしょっぱさ。意外でした。
でも、きっとちょっとでも濃度が濃いとダメでしょうね。本当、特に重曹の「1g」なんてちょっとなので、毎回しっかりはかろうと思います。
ちょっと変わっているのは、うちではお料理に塩をあまり使わないので「やさしお」にしています。ミネラルが多いという甘みのあるお塩ですね。その塩だったからというのも、もしかするとあるかもしれないです。レタスにかけるだけでもおいしいんですよー。やさしお。好き。
※後日談:やっぱり普通の食塩だと、やさしおとひっかうして少しいたみがある気がします。
たぶん、最初から食塩だと気づかないんですけどねー。。。ちょっとでも、軽めに花うがいをしたいなら、やさしおおススメです。
鼻うがいの方法 3種類
鼻うがいのやり方も3種類ほどあります。
①スポイトを用意する
②ストローで吸う
③洗面器に鼻をつけ吸い込む
①スポイトが楽そうだと思ったのですが、家にはなかったので断念。。。
②ストローでやってみました。私の場合は右鼻が痛かったので、左鼻を閉じ、右鼻にストローを入れて吸ってみましたが、うまく吸い込めずこちらも断念。
③コップの4分の1の量を、捨てる予定だったプリンのカップに入れて、鼻をつけて溺れてみました。
鼻うがい 実際にやってみた感想
プールなんかで、鼻から水が入ってしまった時のツーンとする感じは全くありませんでした。
できるだけ息を吐き出してから、鼻をつけ、ゆっくり吸い込みます。痛かった頬の奥に直接水が入る感覚が、すごく気持ちいいです。鼻をかんでも出てこない状態がむずむずしてずっと気持ち悪かったので、わぁー、そこそこ!と。うれしかったですね。
はじめてだったので、入った重曹水をどうしたらいいのかわからなかったのですが、そのまま鼻から出てきました。若干、顔を横に傾けた方が良いですね。自然に水と一緒に出したかった内容物がでてきます。
また、1回鼻から吸い込むと、カップのお水が多少汚れるのでお水は1回ごとにかえた方がいいです。作ったままのコップでしてしまうと、全部捨てて、もう1回作らなくてはいけないので、鼻をつけるコップは別にした方がいいですよ。
私も、カップを1度洗って、新しく水をうつし替えて、もう1回うがいをしました。ちょっと顔を起こすと、のどの方から出せるようです。入れたお水の4分の1くらいを口からだせました。こうすると、やっぱりのども若干スッキリ。ただ、慣れとコツが必要かな、と思いました。
2回の鼻うがいが終わって、かなり鼻がスッキリしたので、残りはのどのうがいに使いました。
鼻うがい 12時間後の効果 &まとめ
実は、最初は「はーなーでーしょー?無理だー」と腰がひけていたのですが、知り合いからラインで
「海水は体液と同じ比率だから痛くないはず。やったことあるけどまったく痛みないよ(*´∀`*)」
と教わったので、やった人からの話聞けるのありがたい!痛くないのか!とやってみました。で、やってみたら痛くなかったのでお礼のラインをすると
「あれ、すっきりするよね。やったことないけど」と返事が。

まぁ、結果、怖くなくできたのでよかったのですが。
本当に鼻がすっきりしました。右の鼻で呼吸ができるのが半月以上ぶりです。1日に2回まで推奨のようですので、やり過ぎには注意ですね。
でも、お昼頃に2回だけ鼻うがいをして、12時間以上たった今もまだ鼻呼吸ができているので、本当に試してみてよかったです。
かぜの予防にもなるようですので、なおってからも続けようと思います。苦くないです。味が好きです。笑