重曹

重曹とクエン酸の違いとそれぞれの有効な使い方

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お掃除アイテムとして定番の「重曹」と「クエン酸」。

100均でもお手軽に入手できることから、エコ掃除として人気です★

管理人
こちらではそんな重曹とクエン酸の基本として、「使い分け方法」と「それぞれの特徴」についてご紹介していきたいと思います。

クエン酸と重曹の見分け方

まず、クエン酸と重曹の大きな違いはこちら。ここは絶対に覚えておきたいポイントです。

  • クエン酸は酸性
  • 重曹はアルカリ性

似たイメージのクエン酸は酸性で、重曹はアルカリ性という違いがあります。覚え方としては、クエン(酸)には酸が付くから酸性。このように覚えれば、間違えることはないですよね。 では、酸性であるクエン酸と、アルカリ性の重曹の主な使い道を分けてみるとこのようになります。

クエン酸(酸性 重曹(アルカリ性
油汚れが得意 水垢汚れが得意

こちらは丸暗記しちゃいましょう。

酸性は油汚れや皮脂性の汚れに強く、クエン酸は水垢や尿石など、頑固な水回りの汚れに強いという特徴があります。さらに具体的に、クエン酸と重曹に最適な汚れをそれぞれご紹介します。

 

クエン酸が得意な汚れは

クエン酸は水に溶けやすいのですが、研磨力はほとんどありません。ゴシゴシと擦って汚れを落とすタイプではなく、水回りの汚れに強いため・・・

  1. 水垢
  2. 鏡の汚れ
  3. トイレ
  4. シンク
  5. お風呂

このような場所で使うのにぴったりなんです。

 

重曹が得意な汚れは?

重曹は水にはそこそこ溶け、高い研磨力を持っています。また、油汚れにも強いため、このような場所で使うと汚れをよく落とすことができます。

  1. 油汚れ
  2. 手垢
  3. 皮脂汚れ

このように、頑固な油汚れや手垢、皮脂汚れの多い場所で使うことで、重曹の力をいかんなく発揮することができます。

 

重曹とクエン酸、混ぜるときはどっちが先?

まず、重曹とクエン酸は混ぜちゃっても問題ありません。

もともと食品でも使われるものなので、安心して利用できるのもメリットですね。そんな重曹とクエン酸は、混ぜることで「アルカリ性と酸性」が中和され、炭酸ガスが発生します。

こうすることで、アルカリ性と酸性のどちらの汚れも落とすことができるので、使い場所を選ぶこと無くお掃除することができるんです。

炭酸ガスが発生することで、このような場所での汚れに効果を発揮します。

 

炭酸ガスが効果的に汚れを落とす場所

  • 台所やシンクなどのヌメリをぶくぶくと落とす
  • お風呂と洗面用具
  • キッチン
  • 排水溝
  • トイレの水垢
  • 窓ガラス

さらに頑固な汚れには、重曹とクエン酸を2:1の比率で混ぜることでさらに高い効果を発揮します。

 

排水溝のヌメリを取るために投入する順番

排水溝のヌメリを取るためは、クエン酸と重曹を混ぜて炭酸ガスを発生させて汚れを浮かすという方法が効果的です。

用意する比率

重曹2:クエン酸1

この割合で排水溝の周辺に粉をかけ、スプレーで水を拭きかけます。そうするとブクブクと泡が発生するのであとはしばらく放置すると汚れが浮いて綺麗になります。さらに古い歯ブラシなどでゴシゴシと擦ることで、さらにピカピカにすることができます。

特に難しいことはなく、比率を考えて投入すれば良いので、順番はどちらでもOKなんです。

 

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