トイレのお掃除をトイレ・床・タンクなど、5つのシーンに分けて、細かく場所別にお掃除の方法をご紹介しましょう。
重曹を使ったトイレのお掃除
トイレのお掃除は、絶対毎日した方がいいんです!毎日お掃除を続けるためにはトイレに行ったついでに済ませちゃうような簡単なお掃除だったら続きますよね。
そこで、重曹スプレーでのトイレお掃除です。もしくは、粉のままの重曹でもOK。粉の場合はふりかけて、トイレ掃除用のブラシでゴシゴシみがいてください。重曹の得意お掃除は、汚れの中和、傷をつけない研磨、消臭とトイレのお掃除にぴったり。
さらに、使う洗剤の中に抗菌の作用のあるアロマオイルを数滴たらしておくと、お掃除が楽しくなっていいですよ。
トイレのつまりも重曹で解消
トイレの詰まりも重曹で解消することができます。重曹に酢をかけるとシュワシュワと炭酸ガスの泡が出て、その泡で押され、つまりが解消します。
トイレの中に、パウダー状の重曹を振りかけます。広い範囲にかかるようにしましょう。次に酢をかけ、お湯を注ぎます。お湯は40~60℃程度のお湯を使いましょう。トイレの陶器は熱湯を注ぐと割れてしまいますのでご注意ください。お湯を入れるとシュワシュワ泡がでてくるので、40~50分ほど放置してから、お湯を足していきます。
お湯を足した時に、トイレの中の水が引いていくようであればつまりは解消です。
トイレのこすっても落ちないシミのお掃除
トイレのこすっても落ちないシミは「輪ジミ」といいます。今回はまず、酢をトイレに直接かけます。ここまでの重曹か→酢の順に汚れにかける、というお掃除方法です、そして重曹スプレーだけだとなかなか落ちないシミには、このように時間をかけて落とすという方法がいいですよ。
それでも落ちない汚れには、トイレットペーパーを貼ってその上から酢をうすめたものをスプレーにして吹きかけて40~1時間ほど時間をおきます。汚れに時間をかけてアプローチすることで、しつこい汚れもとれやすくなります。
トイレの床のお掃除
トイレの床の掃除は、重曹スプレーで、また飛び散ってしまった汚れはさらにクエン酸での拭き取り掃除が効果的です。クエン酸は雑菌の繁殖を防いでくれるので、水回りにはシュシュッとしておくといいですよ。
拭き掃除にはキッチンペーパーを使うと便利です。
トイレの水受けの掃除
トイレの水受けは、ちょっとほっておくとほこりがたまりがち。水垢もついてしまったりします。水垢にも重曹はつよいので、直接粉状の重曹をふりかけてスポンジやキッチンペーパーでこすります。
水受けがピカピカにキレイなトイレはいいですよね。気になったときにささっと掃除ができるので、普段のトイレ掃除の中に組み込みましょう。
トイレのタンクのお掃除
トイレのタンクの中は、普段どうなっているか見えない場所ですが、黒ずみはいつの間にか広がっています。お掃除は定期的にしましょう。
タンクのお掃除は、夜、寝る前がも、最適です。使うのは重曹だけ。タンクの上から、まず最初にコップ1杯分ほどの粉状の重曹を入れます。その後、同じ量の水をタンク上にこぼれた重曹も流れるようにかけて流します。こうして、タンクの中を重曹水でいっぱいにして、翌朝までそのままにします。

まとめ
トイレのお掃除も、市販の洗剤を使うと中と床の洗剤はそれぞれ別に用意をしなくてはいけません。買うのにお金もかかりますし、しまうのに場所をとってしまいます。
トイレの洗剤はできるだけトイレの中にしまっておきたいから、種類が多いよりも少ない方がいいですよね。

また、小瓶に重曹と数滴のアロマ精油を入れると消臭材にもなりますよ。市販の消臭剤よりもナチュラルな香り!1ヶ月ほど効果は続きますが、その後香りが感じられなくなったらトイレ掃除にそのまま使うこともできるという、ムダのないお掃除方法です。